海外旅行のツボ

３番目のカテゴリーは、“お土産を買うべきか”と迷ってしまう、その他の人たちである。学校のクラスメイト、サークル仲間、会社の上司、同僚などである。このカテゴリーは、皆おそろいのお土産をどっさりと買う、あるいはみんなで食べられるお菓子などで十分である。予算は抑え、それでいて、それなりに見栄えのするものを選ぶことが重要である。現地のタバコや入浴剤といった日常の消耗品のほか、日本の「百円均一ショップ」のようなチープな日用品店でも、おもしろい物が見つかることがある。
そして最後に、日本から海外の人へ、つまり「日本のお土産」についての話である。実は、海外ではお土産を贈る習慣がほとんどないことをご存知であろうか。それでも用意したい人は、外国人から見て「日本らしい」ものが喜ばれるでしょう。お寿司のレプリカ付きのキーホルダー、和柄のランチョンマットなどいろいろあるものである。
いずれにしても、自分自身の旅を楽しんでくることが、周りの人への一番の感謝表現である。あまりお土産選びに振り回されないことが望ましい。